システム開発はインターネットの力を活用して行なうことが増えています。インターネットを活用するパターンの1つはれんたるサーバやクラウドなどの仮想コンピュータの活用です。サーバを利用する際には自前で購入するのがあたりまえでしたが、クラウド技術の発達もあり、必要な分を借りるというスタイルも進んできています。特に社内システムの場合は夜間の利用が極端に減ったり、逆にバッチ処理などで夜間必要なリソースが増加するなどサーバの理想的な活用が難しいと言われてきています。

そこでクラウドを活用して必要なリソースだけを利用して保守料などを下げることが行なわれています。ただし、業務内容によっては社外にサーバを置けない場合もあり、その場合は物理的なサーバを使うことになります。インターネットを活用するパターンの2つめはオープンソースの活用です。システム開発といえばスクラッチで作り出すのが当たり前でしたが、現在では市販のミドルウエアを利用するよりもオープンソースを積極的に活用して開発工期短縮を図る動きが進んでいます。

オープンソースの中では業務利用や再販でも利用できる場合が多く、システム開発の基盤をオープンソースで行なうという事例も増えてきています。また、オープンソースの利点として開発がどんどん進むということもあります。セキュリティ対策なども開発の成果をどんどんシステムにいかせますので今後も活用が進んでいくと考えられます