屋外・屋内に関わらず公共施設や商業施設で、電子看板を見かけるケースが増えました。これがいわゆるデジタルサイネージと呼ばれるもので、その最大のメリットは人の注目を集めやすい点にあります。近年、より多くのデジタルサイネージを見かけるようになったのは、需要が増えたこともありますが、液晶パネルそのものがリーズナブルになったことに起因しているものです。人目を引き付けやすいというデジタルサイネージの特徴は、広告業界にも影響を与えました。

日時や時間帯によって表示させる広告内容を変化させることが出来るからです。より細かいニーズに応じることが可能となったため、さまざまな工夫で人目を引く方法が電子看板で試みられています。デジタルサイネージが活躍するのは、広告・宣伝面だけではありません。近年は総合案内や連絡事項を掲載することも増えています。

タッチパネル式液晶を採用すれば、気になる場所やお店へのアクセス方法がわかるといった便利な使い方も可能です。店頭看板や電子POPとしての活躍も進んでおり、訪れる人にスムーズな案内をすることが出来ます。多言語対応にすれば、より多くの外国人観光客にも対応することが出来るでしょう。ここまで自由自在に表現が出来るデジタルサイネージは、ついにアートの世界にも取り入れられるようになりました。

空間アートや各部屋の装飾などを電子情報として東映することが可能です。今後もより多くの場面で、電子看板を見かけることになるでしょう。